まずは、前菜3種の盛り合わせ。 タルタルはウィーンでは牛肉を使うことが殆どですが、日本では牛は生食できないので、馬肉で作りました。 これも、中々いけます。 花豆は、長野などでもよく見かけます。 日本では甘く煮ることが多いお豆ですが、柔らかく茹でてサダラに。 ドレッシングには、カボチャの種からとったオイルを使うのがウィーン風。 お魚の塩漬けは、ウィーンではニシンなどがよく使われていますが、日本ではもっと選択肢がたくさんあるので、 今回は旬のサヨリで。 軽く塩と酢でしめたサヨリをくるくる巻いてちょっとおめかし。 仔牛はウィーン料理には欠かせない素材。 このお料理も、どこに行ってもメニューにある定番的なお料理です。 滑らかでもっちっとした食感が癖になる、ハンバーグとは別のお料理。 実際、ドイツ語の名前には、ハンバーグ、という言葉はなく、 Kalpsbutterschnitzelというのがドイツ語の料理名。 たっぷりのソースとマッシュポテトを添えるのがウィーン流。 合わせたワインは、Wachauの作り手、TegernseerhofのGruner Veltliner Smaragd。 SmaragdクラスのGruner Veltlinerは、日本にはあまり入ってきていないのですが、 糖度の高い葡萄から作られたGruner Veltlinerは、ミルキーな果実味がたっぷりで、 柑橘の皮やハーブ、グリーンペッパーといった香りがして、飲みごたえのある素晴らしいワインです。 デザートは、Palatschinken。ドイツ語でクレープのこと。 ジャムにちょっとラム酒を効かせるのが美味しい。
by alatable2
| 2017-04-25 17:19
|
ファン申請 |
||