4月のA la Tableは、ウィーン料理でした。
春休みに家族で訪れたウィーンの街がとても気に入って、 お料理も、期待以上の美味しさだったので、 これから、A la Tableでも時々ご紹介していこうと思っています。 前菜は、ちょうど旬で、ウィーンでも何度も食べたホワイトアスパラガスの一品。 フランスから路地ものの、立派なアスパラたちがやってきました♪ ハーブたっぷりのラビゴットソースで。 Asperges blanc,sauce ravigote メインは、ウィーンの代表的なお料理、ターフェルシュピッツ。 フランツ・ヨーゼフ帝も大好きだったというこのお料理は、ウィーンっ子にも大人気。 このお料理で有名な、PLACHUTTAは、いつも大賑わい。 私たちも、短い滞在の間に、何度も通いました。 ターフェルシュピッツは、ポトフのようなものなのですが、 普通のポトフは水で煮るところ、ターフェルシュピッツは、 ビーフブイヨンで、お肉を煮るのです。 ですから、煮あがったお肉はもちろん柔らかく美味しいのですが、 そのスープにも、煮たお肉の旨みがさらに出て、旨み倍増。 まさに、ダブルコンソメパンチのような、強烈な美味しさなのです~ この、澄んだスープの旨みに取りつかれて、何度も通ってしまいました! これを頂いた時から、帰ったら、4月のメニューはこれにしよう!と決めていました。 何回かの試作の後、あの味が再現出来て、嬉しい♪ PLACHUTTAでは、人数分のお肉が、スープと一緒に大きな銅鍋に入って、 ど~んと出てきて、それをみんなで、わいわい取り分けながら食べます。 A la Tableでは、ちょっと可愛く、一人づつの銅鍋に盛り付けました。 Pot-au-feu Viennois `Wiener Tafelspitz` チャイブがたっぷり入ったマヨネーズソースでを付けて、頂きます。 デザートは、ヨーグルトのムース。 Gelee au yaourt これも、ウィーンにちなんで、エリザベートが大好きだったという、スミレの砂糖漬けを添えて、 ソースは、スミレのリキュールです。 日本では、あまり馴染みのなかったウィーン料理ですが、まだまだ美味しいものがたくさんあるので、 少しA la Tableテイストも加えつつ、また、ご紹介していきたいと思います。
by alatable2
| 2015-09-10 20:19
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